パッドについて

オーダーサイクルジャージのパッド技術|BIORACER公式

パッドテクノロジー|勝敗を分ける、見えないエンジン

「速さは細部に宿る。」──BIORACERのパッドは、あなたを1秒でも速くするために生まれました。

BIORACER パッド技術ビジュアル

なぜBIORACERのオーダーサイクルジャージはパッドにこだわるのか?

サイクルウェアにおいて、最も高い圧力と長時間の負荷がかかる部位──それがパッドです。 多くのブランドが市販のパッドを採用する中で、BIORACERは「パッドそのものをゼロから設計・製造」するという、稀有なアプローチを貫いています。

私たちが最も重視するのは“ライダーの集中力”。サドルの違和感が完全に取り除かれたとき、ライダーは初めてペダリングに100%集中できるのです。 BIORACERはこの「見えない場所」にこそ最も多くの技術投資を行い、ライダーのパフォーマンスを支えています。

その思想は、素材開発、形状設計、縫製工程、圧力分散解析、科学的な検証に至るまで、すべての開発ステップに一貫して組み込まれています。 パッドはただのクッションではなく、“パフォーマンスを最大化するエンジンの一部”なのです。

BIORACER パッド設計思想ビジュアル

VAPORパッド開発ストーリー|“存在を忘れる”快適性を目指して

なぜ自社開発にこだわるのか?

多くの高級サイクルショーツは、実は同一の外部メーカー製パッドを採用しています。見た目や価格は違っても、その「快適性の核心」は共通ということも珍しくありません。

BIORACERはこの状況に満足せず、ライダーの本当の快適性を追求するため、パッドを「自社で一から開発・製造」することを選びました。

テストと実証|快適性と性能の“数値化”

BIORACERでは、すべてのパッドの性能を「体感」だけに頼らず、科学的データで検証しています。 独自のテストマシンにより、路面振動や素材応力を再現。さらにプロライダーによる実走テストを繰り返すことで、常に最適な製品が生まれています。

代表的パッドラインナップ

BIORACERのサイクルウェアは、ライダーの目的や競技種目に合わせて、最適なパッドテクノロジーを搭載しています。 それぞれのパッドは快適性とパフォーマンスのバランスを追求し、世界中のサイクリストに支持されています。

VAPOR Pad|Evapor素材 × 衝撃吸収

VAPORパッドの中核をなすのが、独自開発の3Dオープンウェビング素材「Evapor(エバポア)」です。この革新的な素材は以下の特長を備えています:

  • 衝撃吸収: 圧力を受けるとゴム状に変化し、衝撃を均等に分散。長時間のライドでも「底付き」せず快適性を維持。
  • 通気性・湿度管理: 汗を内側から外層へ押し出し蒸発させる「Dynamic Moisture Evaporation」により、体温を理想の37.5℃に保ちます。
  • 柔軟性と復元性: 高ストレッチ素材がペダリングに追従し、優れた復元性で快適さを維持します。
  • 抗菌性能: 長時間のライドでも清潔に保つ抗菌加工。
VAPOR層構造図 素材断面イメージ

Smooth Pad|軽量ベーシック × 高通気性

初心者〜中級者向けのSmooth Padは、軽量かつ柔軟な素材で快適なフィット感を提供します。

  • ソフトタッチ素材: 肌への摩擦を軽減し、快適な装着感。
  • 通気性と速乾性: 通気孔によりムレを防止し、ドライな着用感を実現。
  • 形状安定性: 洗濯耐久性が高く、型崩れしにくい構造。
Smooth Pad パッド構造図

TRI Pad|トライアスロン専用 × 超薄型デザイン

TRI Padは、スイム・バイク・ランの全てのフェーズで快適性を損なわないよう設計されたトライアスロン向けパッドです。

  • 超薄型構造: スイム時の水吸収を抑え、スムーズなトランジションを実現。
  • 局所クッション: バイクパートに必要な部分だけにクッション性を確保。
  • 通気性と速乾性: トライアスロン中もドライな状態を保ちます。
TRI Pad パッド構造図

各パッドの仕様比較表

モデル名 主な特徴 対応グレード 追加料金(税込)
SMOOTH ONE
(Classic Smooth Technology)
・ソフトタッチで快適な肌触り/硬さのない縁加工
・フラット構造で摩擦を軽減し、安定したフィット感
・通気性と速乾性に優れ、ドライな着用感を維持
・抗菌加工で長時間ライドも衛生的にサポート
・4方向ストレッチ+軽量構造で動きにフィット
・安定感のあるクッション性(やや厚手)
ICON 標準装備 0円(追加費用なし)
VAPOR ONE Ver.2.0
(Evapor Technology 搭載)
・多層構造による圧力分散+衝撃吸収
・3Dオープンウェビング構造による通気性と放熱性
・高復元性のEVAフォームで長時間でも型崩れしにくい
・マイクロファイバー層に抗菌・防臭加工
・従来比 約30%の軽量化に成功
EPIC 標準装備
ICON オプション選択可
+1,650円
TRI PAD
(Triathlon専用設計)
・スイム時の水分吸収を最小限に抑える超薄型設計
・必要部位にのみクッション性を配置しペダリング効率を向上
・速乾性と通気性に優れ、バイク〜ランへの移行も快適
・トライアスロン競技専用に最適化された機能性
トライアスロンウェア標準装備 製品により異なる(別途見積)

SPSとは? ── Size Pad System

BIORACER JAPANは、従来すべてのウェアサイズに共通のパッドサイズを採用していた慣習を見直し、サイズごとに最適なパッド寸法を割り当てる革新的技術「SPS(Size Pad System)」を開発しました。

このシステムは、ベルギー本国の技術陣と日本のライダーからのフィードバックを融合し、「人間がすべての尺度である(Man is the measure of all things)」というブランド哲学を体現しています。

BIORACER独自の3D成型パッド「Vapor Pad」をベースに、3種類(SMALL/PRO/PLUS)を用意。それぞれのパッドが、ライダーの体格に応じた最適なフィット感・動きやすさ・圧力分散性能を実現し、長時間のライドでも疲労を最小限に抑えます。

  • SMALL – HF40:3種のうち最小。細身・小柄な方向けに、最小限の接触面で的確にサポート
  • PRO – HF32:中間サイズの基準モデル。あらゆる走行スタイルに適応
  • PLUS – HF52:最も広い接地面で、安定した圧力分散と快適性を提供

対応するウェアサイズはメンズとウィメンズで異なります。下の表をご確認ください。

メンズ

BIORACERウェアを着用した男性サイクリスト
ウェアサイズ SPSなし(本国標準) SPSあり(日本国内限定)
XXS VAPOR PLUS(HF52) VAPOR SMALL(HF40)
XS VAPOR PLUS(HF52) VAPOR PRO(HF32)
S〜3XL VAPOR PLUS(HF52) VAPOR PLUS(HF52)

ウィメンズ

BIORACERウェアを着用した女性サイクリスト
ウェアサイズ SPSなし(本国標準) SPSあり(日本国内限定)
XXS VAPOR PRO(HF32) VAPOR SMALL(HF40)
XS VAPOR PRO(HF32) VAPOR SMALL(HF40)
S〜3XL VAPOR PLUS(HF52) VAPOR PRO(HF32)

※「SPSなし」がBIORACER本国の標準仕様です。SPSは日本国内限定のオプション枠で、現在は多くのお客様にお選びいただいています。ウィメンズは骨盤形状に合わせ、メンズより一段小さいパッドを採用しています。

なぜSPSが必要なのか

BIORACER本国の標準仕様では、メンズは全サイズに、ウィメンズもSサイズ以上に VAPOR PLUS を搭載します。ヨーロッパの体格を基準にした設計です。

しかし日本のライダーには、PLUSでは大きすぎると感じる方が少なくありません。メンズでも小柄な方には過大になりがちで、ウィメンズではSサイズからPLUSが載るため、その影響はさらに顕著でした。

そこでBIORACER JAPANは、日本国内限定でSPS(Size Pad System)という選択枠を設け、体格に合わせて一段小さいパッドを選べるようにしました。結果として現在は、多くのお客様がSPSをお選びになっています。

SPSは、商品ページの「追加オプション」でサイズごとにお選びいただけます。選択肢に [ SPS ] と表示されているものがSPS枠です。

さらにこのSPSは日本国内限定仕様として展開されており、高温多湿な気候やアジア人体型に最適化。トレーニング・レース・ロングライドなど、あらゆるシーンでライダーのポテンシャルを最大限に引き出します。

SPSは単なるサイズ展開ではなく、「あなた自身の身体に合わせて進化する装備」。それは、1秒でも速くなりたいと願うすべてのサイクリストへのBIORACERからの答えです。

このSPSは日本国内限定仕様。高温多湿な気候とアジア人の体型に合わせて最適化されており、ロングライド・ヒルクライム・トライアスロンなど、あらゆるシーンでその真価を発揮します。

単なるサイズ展開ではない、“身体に合わせて進化する装備”──それがBIORACERの答えです。

BIORACER SPSパッドサイズ対応図
SPS詳細構造図

縫製までが技術である ── 職人の手が生む、真のパフォーマンス

BIORACER パッド縫製工程

パッド性能を引き出すための最後の工程──それが縫製です。BIORACERでは、全てのパッドを自社ベルギー工場で熟練職人が一点ずつ手作業で縫製。人体マネキンにショーツを裏返しで装着し、パッド位置を骨盤・ペダリング角度に最適化するため、ミリ単位で調整を行います。

サイズごとの骨盤形状やライディングポジションを考慮した専用セッティングにより、過剰な圧迫感なく的確なサポートを提供。既製品では到達し得ない「フィット」と「快適性」を両立しています。

BIORACERの思想|ライダー中心設計

「Man is the measure of all things(人間が万物の尺度である)」──
この言葉は、ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが残した哲学であり、BIORACERの製品づくりの根幹にあります。

サイクルウェアは単なる衣服ではなく、ライダーの意志と身体の延長です。だからこそ、私たちはすべての開発プロセスを「ライダー視点」から始めることを徹底しています。空気抵抗、汗の蒸散、体幹の安定、着脱のしやすさ──その一つひとつを、現場のフィードバックと科学的知見を元に突き詰めます。

「万人に合うウェア」ではなく、「あなたに最適化されたパフォーマンスギア」であること。これが、私たちが目指す“ライダー中心設計”の核心です。

たとえば、SPS(Size Pad System)や3D立体裁断、レーザーカット縫製などは、見た目のスペック以上に、ライダー一人ひとりの骨格・筋肉・呼吸の動きに合わせて設計されています。私たちの開発チームは、プロ選手のデータだけでなく、世界中のアマチュアからの声もプロダクトに反映し、「誰もが、プロのように速くなれる」ことを証明し続けています。

速さは、細部に宿る。──それがBIORACERの信念であり、#bioracerfamily のすべてのライダーへの約束です。

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