Illustratorで制作のデザインデータご送付方法

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オーダーサイクルジャージ用
Adobe Illustrator入稿ガイド

サイクルジャージ・トライアスロンスーツを美しく仕上げるための制作ルール

BIORACERのオーダーウェアは、最先端の昇華印刷技術と立体裁断パターンをもとに制作されます。 このページでは、Adobe Illustratorでのサイクルジャージデザイン入稿方法を、 初めての方にもわかりやすく整理しています。 意図した通りの仕上がりに近づけるため、必ず下記のガイドをご確認ください。

1. テンプレートとレイヤー構成

必ず最新の専用テンプレートをご使用ください。 BIORACERのウェアは、アイテムごと・サイズごとに裁断パターンが異なるため、 過去のテンプレートや他アイテムのデータ流用は、ズレや再調整の原因になります。

レイヤーは指定された構造を保ったままご入稿ください。 デザイン確認や修正対応をスムーズに行うため、不要な統合は避けることを推奨します。

サイクルジャージ Illustrator入稿のレイヤー構成例

指定のレイヤー構造(例:design / base)は維持したままご入稿ください。

  • 必ず最新テンプレートを使用する
  • レイヤー名や構造はできるだけ維持する
  • 確認用ガイドや指示がある場合は別レイヤーで残す
  • 不要なオブジェクトや試作案は削除して整理する

2. カラーモードと印刷の制限

すべてのオブジェクト・配置画像はCMYKカラーモードで作成してください。 RGB、特色、DICなどを含んだまま入稿すると、意図しない色変化や出力エラーの原因になります。

昇華印刷では、モニター上の見え方と実物の発色が完全に一致するわけではありません。 とくに金銀系は再現できないため、近似色での表現となります。

メタリック・蛍光色に関するご注意

ゴールド、シルバー、は昇華印刷では再現できません。 黄土色・グレー・近似色のグラデーション表現として置き換わる場合があります。 また、蛍光色表現は一部対応可能な場合がありますが、印刷条件によって見え方が変わるため、 ご希望がある際は事前相談をお願いいたします。

  • ドキュメントのカラーモードはCMYKに設定
  • 配置画像もCMYKで用意
  • 特色指定は使用しない
  • 黒ベタや濃色の重なりは仕上がりを確認して調整する

3. フォントとパスの処理

文字のアウトライン化

すべてのテキストは必ずアウトライン化してください。 未処理のまま入稿すると、フォントの置き換えにより文字化けやレイアウト崩れが発生する可能性があります。

Illustratorで文字をアウトライン化する参考例

オブジェクトの分割・拡張

ワープ、パターン、ブラシ、シンボル、アピアランス効果などは、 必ず分割・拡張を行ってください。 変形情報が残ったままだと、回転やリサイズ時に意図しない崩れが起きることがあります。

Illustratorでオブジェクトを分割拡張する参考例
視認性確保のための推奨値
  • 最小文字サイズ:10pt以上推奨
  • 最小線幅:1pt以上推奨
  • 細い書体:背景色との組み合わせによって視認性が落ちやすいため注意
  • 白抜き文字:小さすぎると潰れやすいため、十分なサイズを確保

4. 画像の配置とマスク処理

写真やテクスチャを使用する場合は、原寸で300dpi以上を推奨します。 荒い画像は、印刷時にぼやけやジャギーの原因になります。

画像リンク切れを防ぐため、入稿前にIllustrator上で埋め込みを行ってください。 また、断ち切りが必要な箇所は、見えていない部分も含めてデータを保持したまま、 マスク処理で整えてください。

サイクルジャージデザインのマスク処理例

断ち切りが必要なデザインは、マスク処理を用いてオブジェクト全体をデータ上に残してください。

  • 配置画像は300dpi以上推奨
  • リンク画像ではなく埋め込みを推奨
  • 切り抜きはマスク処理を活用する
  • トリミングされる外側にも必要な絵柄は残しておく

5. ウェア特有の物理的制限

BIORACERのウェアは、レースでのパフォーマンスを追求した 立体裁断を採用しています。 そのため、平面データ上ではつながって見えるデザインでも、 縫製線やパネルの切り替え部分で数ミリのズレが生じる場合があります。

とくに、パネルを跨ぐ細いライン、ボーダー、文字列、顔写真、幾何学模様などは、 着用時の伸びや回り込みの影響も受けやすいため、 完全一致を前提にせず設計するのが理想です。

デザイン作成時の注意
  • 縫製ラインを跨ぐ細いラインはズレやすい
  • 顔やロゴなど重要な要素はパネル中央寄りに配置する
  • 完全につながるデザインは前提にしない
パネルを跨ぐデザインの注意例

パネルを跨ぐデザインは、縫製位置の影響を受けやすくなります。

ラインや絵柄のズレに関する注意例

立体裁断や縫製の影響により、パネルを跨ぐラインや絵柄は完全に一致しない場合があります。

サイズによるロゴ位置の変化(グレーディング)

ウェアのサイズによって、ロゴや柄の相対位置は変化します。 また、着用時には前面・側面・背面へと生地が回り込むため、 正面から見せたい要素はやや内側に寄せて配置するのがおすすめです。

サイクルジャージのサイズグレーディング例

各サイズで最適な見え方を保つため、サイズ展開によるバランス変化が発生します。

レイアウトのおすすめ
  • パネル跨ぎに細い直線や小さい文字を置きすぎない
  • ロゴは縫製線ギリギリを避ける
  • 正面で見せたい要素は中央寄りに配置する
  • サイズ差を考慮して余白をしっかり取る

6. 最終確認:3Dシミュレーション

ご入稿後は、平面データだけでは確認しにくい着用イメージを把握しやすくするため、 弊社にて3Dイメージを作成し、仕上がりバランスをご確認いただきます。

ラインのつながり、ロゴ位置、前後左右の見え方などは、 この段階で最終チェックいただくことで、完成後のイメージ違いを減らせます。

オーダーウェアの3Dシミュレーション確認例

7. よくある質問

Q. Photoshopで作成したデータでも入稿できますか?

可能な場合もありますが、文字修正やサイズ調整、パーツごとの編集がしやすい Illustratorデータでの入稿を推奨しています。

Q. RGBで作ってしまったデータはそのまま使えますか?

そのまま使用すると色変化が起きやすいため、CMYKに変換した上で再確認してください。 特に鮮やかな青、緑、蛍光系は差が出やすくなります。

Q. 細いラインや小さい文字はどこまで再現できますか?

目安として、文字は10pt以上、線幅は1pt以上を推奨しています。 背景とのコントラストが弱い場合は、より大きめ・太めの設定をおすすめします。

Q. パネルを跨ぐデザインは完全につながりますか?

立体裁断や縫製、着用時の伸縮の影響で、完全一致しない場合があります。 跨ぎデザインはズレを前提に設計すると仕上がりが安定します。

Q. デザインに不安がある場合は相談できますか?

はい。テンプレート選定、ロゴ配置、入稿データの整え方なども含めてご相談いただけます。

デザインデータの準備ができたら

入稿前の確認や制作相談も承ります。
不明点がある場合は、送付前にお気軽にご相談ください。

※ テンプレートや仕様は予告なく更新される場合があります。入稿前には必ず最新情報をご確認ください。

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