ラグランスリーブの理由|BIORACERの構造設計|BIORACER

ジャージのカッティング技術とは|BIORACERはEPIC/ICONともにラグラン採用
CUTTING TECHNOLOGY

なぜBIORACERは、
ラグランスリーブなのか。

BIORACERのカスタムは、EPICもICONも、すべてラグランスリーブ。 他社ではセットインが主流のところもありますが、私たちは 「動ける・疲れない・空力が破綻しにくい」── その総合点でラグランを選んでいます。

  • EPIC/ICONともラグラン
  • 可動域が広い
  • シームレスで快適
  • シワ分散で空力安定
  • サイズ許容が広い
  • チーム運用に強い
BIORACERカッティングのイメージ|EPIC/ICONはラグラン採用

まずは結論、ラグランが効く理由

ラグランの優位性は、3つの要素に集約されます。 すべてが、実走でのパフォーマンスと長時間の快適性に直結する設計上の利点です。

01

可動域が広い

肩〜腕の縫い目が斜めに流れるため、前傾やダンシングでも突っ張りにくく、自然な動きを邪魔しません。

02

シームレスで快適

肩頂点に縫い合わせがないため、当たりや擦れが少なく、長時間のライドでも疲れにくい設計です。

03

体に沿うフィット

前傾最適の立体パターンと組み合わせることで、シワが出にくく、空力性能も安定します。

ラグラン vs セットイン、構造の違いと実走影響

ジャージの袖構造は、大きく2種類。それぞれの特性を理解すれば、なぜ用途で選び分けが必要かが見えてきます。

BIORACER

ラグラン

EPIC / ICONで採用

襟ぐりから袖下へ斜めに切り替わる構造。肩の頂点に縫い目が乗らないため、 前方回旋や上方挙上の動作がスムーズ。生地の伸び方向を活かしやすく、 シワの発生源を分散できるのが大きな利点です。

OTHER BRANDS

セットイン

他社で主流の構造

肩線で袖をはめ込むクラシックな構造。サイズがカッチリ合えば見た目はシャープ。 ただし肩頂点に応力とシワが集まりやすく、タイト設計でレース寄りに振れる一方、 体型差・姿勢差の吸収はやや苦手です。

RAGLAN STRUCTURE

肩の頂点に、
縫い目を置かない

ラグランは、襟ぐりから脇下へ斜めに切り替わる構造。 肩頂点という、最も応力がかかるポイントに縫い目を持たないため、 動作の起点で生地が引っ張られず、自然な可動を実現します。

生地の伸縮方向を活かし、シワの発生源を分散できる。 これが「動ける・疲れない・空力が崩れない」を同時に成立させる、ラグランの本質です。

  • 応力集中点に縫い目がない設計
  • 前傾・ダンシング動作で突っ張らない
  • 生地の伸び方向を最適活用
EPIC/ICONのラグラン袖構造

なぜBIORACERは、EPIC/ICONともラグランなのか

レース現場の「速さ × 運用性」を両立するため、BIORACERでは一貫してラグランを採用しています。

RACE-PROVEN

速さも、長時間の安定も、
諦めないという答え

プロチーム供給の現場で求められるのは、レース中の高速域での空力安定性と、 長時間の集中力を支える快適性の両立です。 ラグランは、この両方を高い次元で実現できる、実戦的な答えでした。

EPICでもICONでもラグランを採用するのは、コレクションの違いを超えて、 この設計思想が「BIORACERのチームウェアの基準」だからです。

  • 実戦速度域でのCdAのムラを抑える
  • 体型差・季節レイヤーにも破綻しにくい許容幅
  • ロング・エンデュランスでもストレスが低い
BIORACERがラグランを採用する理由|空力安定・許容幅・長時間快適

立体パターンと縫製が、性能を完成させる

ラグラン構造の優位性は、それ単体ではなく、立体パターン・生地目・縫製・素材との組み合わせで真価を発揮します。 BIORACERが追求している、4つの設計ポイントをご紹介します。

前傾最適化パネル PATTERN

肩〜背中〜上腕の曲面を走行姿勢に合わせて設計。前傾時のシワを最小化します。

生地目の最適活用 FABRIC

縦横・バイアス方向を動きに合わせて配置。突っ張りを回避し、可動性を確保します。

フラットロック縫製 SEWING

フラットロックやボンディング処理で、肌当たりの優しさと空力を両立しています。

エアロ袖素材 AERO

テクスチャー生地と縫い目の流れの組み合わせで、空気の境界層を制御します。

INTEGRATED DESIGN

パターン × 生地目 × 縫製 ×
素材の総合設計

優れた袖構造も、それ単体では完成しません。 立体パターン、生地目の方向、縫い目の流れ、エアロ素材 ── これらをトータルで設計したとき、はじめて可動性と空力の高次元の両立が成立します。

BIORACERが「ラグラン採用」を貫けるのは、こうした周辺の設計力が揃っているからこそ。 全体設計あってのラグランです。

前傾最適のパネル設計|可動性と空力のバランス

チーム運用での、3つのメリット

ラグランの優位性は、レース性能だけではありません。 チームでウェアを運用するうえでの実利が、随所に効いてきます。

01

サイズ合わせが容易

許容幅が広く、配布後の「合わない」が起きにくい。チームでの初回フィッティングがスムーズです。

02

追加発注に強い

メンバーの入替や新加入があっても、フィットの再現性が高く、チーム内の見た目も揃いやすい。

03

用途横断で使える

レース寄りでもロングでも破綻しにくく、練習からイベントまで1着でカバーできる汎用性。

袖構造の比較表

ラグランとセットイン、それぞれの特性を項目ごとに比較できます。 チームの目的と運用シーンに合わせた判断にお役立てください。

項目 ラグラン(EPIC/ICON) セットイン(他社で主流)
可動域 広い(前傾・ダンシングでも突っ張りにくい) やや狭い(肩頂点に応力が集中しやすい)
快適性 高い(肩頂点に縫い目が乗らず当たりが少ない) フィット次第(当たりや擦れが出やすい)
空力安定 高い(シワ分散でCdAのムラが少ない) タイトに決まれば高いが、体型差でムラが出やすい
サイズ許容 広い(チーム運用に向く) 狭め(個別最適化に強い)
用途適性 レース〜ロングまで万能 レース寄り(ピンポイント最適化向き)

"設計に、
妥協を持ち込まない。"

ラグランかセットインか。それは、見た目の好みでも流行でもなく、 レース現場でライダーの結果に貢献するための、設計上の選択です。

速さも、長時間の快適性も、チームでの運用しやすさも。 すべてを高い次元で両立させる答えとして、BIORACERはEPIC・ICONの両コレクションでラグランを選び続けています。 BIORACERのチームウェアは、設計思想の一貫性で語れます。

よくあるご質問

ラグランのほうが本当にエアロですか?
単体での優劣ではなく、前傾最適の立体パターン・縫い目の流れ・袖素材をトータルで設計したときに、ラグランは実走で空力が破綻しにくい(シワが出にくい)という利点があります。机上の風洞数値ではなく、実走条件での安定性が強みです。
セットインのメリットは何ですか?
体型・姿勢が揃った選手にタイトに合わせると、見た目がシャープで空力も高くできます。ただし許容幅は狭いため、チーム運用や長時間の使用では当たりや擦れが課題になりやすい構造です。
EPICとICONで迷っています
どちらもラグランです。スピード域とレース比率が高いならEPIC、汎用性や着心地のバランス重視ならICON、と使い分けるのが定石です。袖構造は共通なので、コレクションが違ってもフィット感の方向性は揃います。
体型差のあるチームでも同じ仕様で大丈夫ですか?
はい、ラグランはセットインに比べて許容幅が広く、体型差のあるチームでもフィットの再現性を保ちやすい構造です。新規メンバー追加時にも合わせやすく、チームウェアの運用に向いています。
過去にラグラン以外のジャージで肩の擦れが気になりました。改善されますか?
肩頂点に縫い目が乗らない構造のため、ロングライドや長時間のレースでの擦れ・当たりは大きく改善されるケースが多いです。実際にプロチーム供給の現場でも、長時間の集中力維持を支える要素として評価されています。

「うちの走り方・メンバー構成では、
どの仕様が最適?」

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