ラグランスリーブの理由|BIORACERの構造設計|BIORACER
なぜBIORACERは、
ラグランスリーブなのか。
BIORACERのカスタムは、EPICもICONも、すべてラグランスリーブ。 他社ではセットインが主流のところもありますが、私たちは 「動ける・疲れない・空力が破綻しにくい」── その総合点でラグランを選んでいます。
- EPIC/ICONともラグラン
- 可動域が広い
- シームレスで快適
- シワ分散で空力安定
- サイズ許容が広い
- チーム運用に強い
まずは結論、ラグランが効く理由
ラグランの優位性は、3つの要素に集約されます。 すべてが、実走でのパフォーマンスと長時間の快適性に直結する設計上の利点です。
可動域が広い
肩〜腕の縫い目が斜めに流れるため、前傾やダンシングでも突っ張りにくく、自然な動きを邪魔しません。
シームレスで快適
肩頂点に縫い合わせがないため、当たりや擦れが少なく、長時間のライドでも疲れにくい設計です。
体に沿うフィット
前傾最適の立体パターンと組み合わせることで、シワが出にくく、空力性能も安定します。
ラグラン vs セットイン、構造の違いと実走影響
ジャージの袖構造は、大きく2種類。それぞれの特性を理解すれば、なぜ用途で選び分けが必要かが見えてきます。
ラグラン
EPIC / ICONで採用
襟ぐりから袖下へ斜めに切り替わる構造。肩の頂点に縫い目が乗らないため、 前方回旋や上方挙上の動作がスムーズ。生地の伸び方向を活かしやすく、 シワの発生源を分散できるのが大きな利点です。
セットイン
他社で主流の構造
肩線で袖をはめ込むクラシックな構造。サイズがカッチリ合えば見た目はシャープ。 ただし肩頂点に応力とシワが集まりやすく、タイト設計でレース寄りに振れる一方、 体型差・姿勢差の吸収はやや苦手です。
肩の頂点に、
縫い目を置かない
ラグランは、襟ぐりから脇下へ斜めに切り替わる構造。 肩頂点という、最も応力がかかるポイントに縫い目を持たないため、 動作の起点で生地が引っ張られず、自然な可動を実現します。
生地の伸縮方向を活かし、シワの発生源を分散できる。 これが「動ける・疲れない・空力が崩れない」を同時に成立させる、ラグランの本質です。
- 応力集中点に縫い目がない設計
- 前傾・ダンシング動作で突っ張らない
- 生地の伸び方向を最適活用
なぜBIORACERは、EPIC/ICONともラグランなのか
レース現場の「速さ × 運用性」を両立するため、BIORACERでは一貫してラグランを採用しています。
速さも、長時間の安定も、
諦めないという答え
プロチーム供給の現場で求められるのは、レース中の高速域での空力安定性と、 長時間の集中力を支える快適性の両立です。 ラグランは、この両方を高い次元で実現できる、実戦的な答えでした。
EPICでもICONでもラグランを採用するのは、コレクションの違いを超えて、 この設計思想が「BIORACERのチームウェアの基準」だからです。
- 実戦速度域でのCdAのムラを抑える
- 体型差・季節レイヤーにも破綻しにくい許容幅
- ロング・エンデュランスでもストレスが低い
立体パターンと縫製が、性能を完成させる
ラグラン構造の優位性は、それ単体ではなく、立体パターン・生地目・縫製・素材との組み合わせで真価を発揮します。 BIORACERが追求している、4つの設計ポイントをご紹介します。
肩〜背中〜上腕の曲面を走行姿勢に合わせて設計。前傾時のシワを最小化します。
縦横・バイアス方向を動きに合わせて配置。突っ張りを回避し、可動性を確保します。
フラットロックやボンディング処理で、肌当たりの優しさと空力を両立しています。
テクスチャー生地と縫い目の流れの組み合わせで、空気の境界層を制御します。
パターン × 生地目 × 縫製 ×
素材の総合設計
優れた袖構造も、それ単体では完成しません。 立体パターン、生地目の方向、縫い目の流れ、エアロ素材 ── これらをトータルで設計したとき、はじめて可動性と空力の高次元の両立が成立します。
BIORACERが「ラグラン採用」を貫けるのは、こうした周辺の設計力が揃っているからこそ。 全体設計あってのラグランです。
チーム運用での、3つのメリット
ラグランの優位性は、レース性能だけではありません。 チームでウェアを運用するうえでの実利が、随所に効いてきます。
サイズ合わせが容易
許容幅が広く、配布後の「合わない」が起きにくい。チームでの初回フィッティングがスムーズです。
追加発注に強い
メンバーの入替や新加入があっても、フィットの再現性が高く、チーム内の見た目も揃いやすい。
用途横断で使える
レース寄りでもロングでも破綻しにくく、練習からイベントまで1着でカバーできる汎用性。
袖構造の比較表
ラグランとセットイン、それぞれの特性を項目ごとに比較できます。 チームの目的と運用シーンに合わせた判断にお役立てください。
| 項目 | ラグラン(EPIC/ICON) | セットイン(他社で主流) |
|---|---|---|
| 可動域 | 広い(前傾・ダンシングでも突っ張りにくい) | やや狭い(肩頂点に応力が集中しやすい) |
| 快適性 | 高い(肩頂点に縫い目が乗らず当たりが少ない) | フィット次第(当たりや擦れが出やすい) |
| 空力安定 | 高い(シワ分散でCdAのムラが少ない) | タイトに決まれば高いが、体型差でムラが出やすい |
| サイズ許容 | 広い(チーム運用に向く) | 狭め(個別最適化に強い) |
| 用途適性 | レース〜ロングまで万能 | レース寄り(ピンポイント最適化向き) |
"設計に、
妥協を持ち込まない。"
ラグランかセットインか。それは、見た目の好みでも流行でもなく、 レース現場でライダーの結果に貢献するための、設計上の選択です。
速さも、長時間の快適性も、チームでの運用しやすさも。 すべてを高い次元で両立させる答えとして、BIORACERはEPIC・ICONの両コレクションでラグランを選び続けています。 BIORACERのチームウェアは、設計思想の一貫性で語れます。
よくあるご質問
ラグランのほうが本当にエアロですか?
セットインのメリットは何ですか?
EPICとICONで迷っています
体型差のあるチームでも同じ仕様で大丈夫ですか?
過去にラグラン以外のジャージで肩の擦れが気になりました。改善されますか?
「うちの走り方・メンバー構成では、
どの仕様が最適?」
レース予定、運用条件、チームのメンバー構成をお知らせいただければ、最適な仕様をご提案します。 画面右下の「無料相談・お問い合わせ」、または専用ページよりお気軽にご相談ください。